『おしっこガード とびちらずー』の基本的なしくみ

『おしっこガード とびちらずー』は、
便器の内側、
隙間よりも手前に位置するように、
取り付けています。
隙間のほうに、おしっこが飛んできたら、
ガード板が受け止め、おしっこは便器の中へ流れます。
ガード板を乗り越えてしまったおしっこも、
ガード板の裏側を伝って、便器の中へ流れます。
図で説明してみますね。
隙間から、漏れる例
『おしっこガード とびちらずー』がない場合
下の図はですね、
便器と便座を上から真っ二つに切った、断面図、のつもり。
(わかっていただけるでしょうか??)

漏れは2種類
その1 直接、隙間から飛び出すパターン
おしっこの大部分が飛び出してしまい、
水たまりになったり、大量の飛び散りに。
・・・本人びっくり、掃除する人も大ショック、
とくに、何度も繰り返す場合は、より悩みが深刻と思います。
その2 伝い漏れのパターン
便器の手前側に線状の汚れ
便器の上の縁や、便座裏が汚れ
便器掃除したのに、なんだか臭う ⇒床や壁が臭くて、飛び散りと判明することも。
・・・これは、気づいてないだけ、っていう人、かなりいると思います。
目立たないだけで、ほんの少しの飛び散りはけっこう頻繁にみますので。
『おしっこガード とびちらずー』を使った例
では、ここからは、
『おしっこガード とびちらずー』を使った例を紹介します。
じつは、洋式トイレの便座には、いろいろな形がありまして、
おしっこガードの取り付けも、少し調節したほうがよいのです。
ここでは、よくある2種類のタイプの便座について、
『おしっこガード とびちらずー』の使用例を紹介します。
例1:便座の裏側が平らなタイプ
伝い漏れを軽減! 直接飛び出るのも減りやすい!

便座の中でも最近多いのは、このタイプと思われます。
図では、便座の裏に、ガード板がぴったりくっついていない状態で示しました。
これは、毎日使いますから、若干動きますし、
どうしても、すこーし隙間はあきがち、だからです。
えええーーー、隙間あるの??困るよ!!!
・・・と思われるでしょうが。
その少しの隙間から、どんぴしゃで外へ飛び出すおしっこが、
どのくらいあるか?というと・・・、
あんまり多くはなさそう。
水鉄砲やスプレーでかなり実験しましたが、しっかり狙わないと難しかったからなぁ。
そうは言っても、各自で設置していただく都合上、
隙間があまり塞げていない位置になることもあるでしょう。
その場合、
隙間方向に飛んだおしっこは、外へ飛び出し、やっぱ漏れるじゃーん・・・って思うかもしれない。
それでも!!
それでもですよ、
便器内側にあたって伝い漏れしてた分は、おしっこガードで防ぐことができる。
漏れで困る例の大部分は、この、伝い漏れと思われますので、
だいぶ楽になりませんか??
それに、直接飛び出すおしっこも、隙間が小さくなれば、漏れる量は減るわけです。
だから、
たとえ隙間があまり塞げていなかったとしても、漏れは軽減していける。
完璧じゃなくても、簡単に軽減できるなら、意義はある、そう思ってます。
例2:便座の裏側がへこんでいるタイプ
大量のおしっこも効率よく便器に流れます!
漏れを防止しやすい!

このタイプの便座は、
『おしっこガード とびちらずー』と相性よく、
もっとも漏れを防ぎやすかったです。
暖房便座とか、温水洗浄等の機能が特にないトイレの場合に、よく見られます。
古い洋式トイレ、 学校とか病院、公共のトイレも、このタイプが多いようです。
(わたしの周辺では、ですが)
例1との違いは、
例2のほうが、便座裏のへこみの中に、ガード板の上端がくるよう、
ガード板の位置をすこし高めに設定しているところです。
この例でも、便座裏にガード板はくっついていませんが、
便座裏のへこみの内側にきている分、直接飛び出そうとするおしっこも防ぎやすくなります。
大量のおしっこの場合であっても、ガード板の両面から効率よくおしっこが流れるため、自分の側におしっこがあふれてしまうこともふせぎます。
我が家はこのタイプ、
おしっこガードの試作と試用は何種類にもわたってやってるけど、設定方法は同じ。そして、漏れ被害も思い当たらない。かなりおすすめです。
よかったら、お試しくださいね。
・・・2020.8.2追記
ガード板の調節で注意していただきたいことを、
『おしっこガード とびちらずー』のガード板の高さの調節方法 にのせています。ぜひ、ご覧くださいね。
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