洋式トイレの便座と便器のあいだの隙間からの漏れ。
意識してみると、いろんな要因があって、なかなか手ゴワイ。
大きく分ければ、人間側の要因と、環境側の要因とがあると思うのだけど、
ここでは、洋式トイレそのものについて、考えてみたい。
隙間があるのは
そもそも、なんで隙間ができてるかと言うと。
便座の裏側にはゴム脚部分があって、
その厚みの分、便器と便座の間に隙間があるのだ。
隙間が大きいのは
古い洋式トイレ
我が家の古い洋式トイレは、隙間は1cmくらい。
古くからの病院や施設とかの洋式トイレだと、2cm以上??と思うくらいの大きい隙間も・・・
でも、最近の洋式トイレは、ホームセンターとかで見た感じでは、
隙間は5mmくらいと小さめ。
最小限の隙間にとどめるように努力されてるよう。
便座が、便器と合っていない
・・・これね、お店のトイレとかで時々みかけるんだよね。
便座の下に、便器の縁がみえてたりして。
あきらかに、大きさ合ってないだろ??とか、
形が違うんでない??とか 思うんだけど。
そういう場合って、
暖房便座に交換したとか、
便座が壊れて交換したとか、事情があるんだと思う。
便器ごと替えるのは、費用がかさむしね。
ただ、じゃあ、なんで、便器にあった便座を選ばないのか??
いくつか考えてみた。
仮説その1 大きい便座のほうがいいと思った
体格のいい人、特に男性にとっては、便座が小さいのは困るらしいのだ。
(先っちょがあたっちゃうよ、と気になるそうな)
お店とかだと、大きいほうがゆったり座れていい、とのサービス精神で考えた可能性もあるかもしれない。
仮説その2 合っている便座が見つからなかった
これは、やむをえなかったパターン。でも、けっこう多いかも。
私自身、便座を交換しようとしたら、同じものはもう存在してなくって。
実際のとこ、便座を取り付ける穴が合うものを探すほうが優先で、
大きさとか形とか、そんなに選ぶ余地無いんだな・・・と感じたことが。
たいていはね、便座が大きすぎるんだ。
ていうか、昔の便器が小さいんだな。
たぶん、日本人の体格の変化にあわせて、
洋式トイレのサイズも大きめに変わってきてて。
便座だけ今どきのものに交換したら、便器は昔のままなんで、
サイズがちぐはぐになりやすいっていう事情はあるように思う。
・・・合っている便座を見つけにくい場合でも。
隙間漏れを減らすためには、できるだけ、形や大きさが近いものを探す努力はしたほうがよさそう、ですね。